機能・価格で徹底比較!マーケティングオートメーション11選

機能・価格で徹底比較!マーケティングオートメーション11選

2015年にIT業界で話題になったマーケティングオートメーション(MA)ツール。
リードナーチャリングに有効なツールなので、デジタルマーケティングのきっかけとして導入の必要性を感じている方も多いことでしょう。
しかしマーケティングオートメーションはまだまだ市場が成熟しておらず情報を集めるのも大変です。
そこで、いったいどんなツールがあって、どれが自社に最適なツールなのかを判断できるよう、現在主流のマーケティングオートメーション11個を機能や価格、サポート体制などから比較してみます。

マーケティングオートメーションについて基本的なことは「マーケティング オートメーションとは」をご覧ください。

最適なマーケティングオートメーション選びの条件

自社にとって最適なマーケティングオートメーションツールを見つけるために、以下の条件から比較していきます。

  • 機能
  • 価格(外貨は日本円換算)
  • 日本語対応
  • 導入企業数

今回比較するマーケティングオートメション

Marketo-マルケト

Marketo-マルケト

https://jp.marketo.com/

アメリカで2006年に設立されたマーケティング専業ベンダー。
元々はCRMだったものがMAへと移行した経緯を持つツールです。
海外ベンダーの中では日本上陸が早かったため、他のツールに比べて日本語の対応が充実しています。

Marketoの主な機能

  • メールマーケティング
  • リード管理
  • コンシューマーマーケティング
  • カスタマーベースマーケティング
  • モバイルマーケティング
初期 月額 課金 日本語対応 導入企業数
0円 約14万円~ リード数 4,500社以上 国内は500社

Hubspot-ハブスポット

Hubspot-ハブスポット

http://www.hubspot.jp/ Hubspotは、インバウンドマーケティングのソフトウェアプラットフォームで、 Google Analyticsといった分析ツール、AdWordsなどの広告管理ツールと統合して使用することができます。 ROI測定はもちろんSEO、CMS、ソーシャルメディアとの連携も可能な高機能マーケティングオートメーションツールです。 そのため、使いこなすにもそれなりの技術や知識が必要となる上級者向けのツールといえます。

Hubspotの主な機能

  • ブログ
  • SEO
  • ソーシャルメディア
  • サイト構築
  • リード管理
  • ランディングページ
  • CTA(Calls-To-Action)
  • マーケティングオートメーション
  • Eメール
  • 分析
  • CRMシステムとの連携
初期 月額 課金 日本語対応 導入企業数
0円 約2万円~ リード数 約15,000社

Pardot-パードット

Pardot-パードット

http://www.salesforce.com/jp/pardot/overview/

Pardotは、Saleseforceが開発提供しているマーケティングオートメーションです。
Saleseforce が提供しているだけにSaleseforceCRMとの連携が前提となるようなケースが多く、Pardotでリード管理しSaleseforceCRMで営業に活用するといった使用方法が一般的です。機能は豊富ですが日本語に対応していないことや癖のあるUIからBtoCには浸透しておらず、基本的にBtoB用途で採用されることが多いです。

Pardotの主な機能

  • ランディングページと入力フォーム
  • 検索連動型広告キャンペーン
  • ランディングページの A/B テスト
  • 簡単操作のメール作成
  • セグメンテーション
  • 動的コンテンツ
  • SPAM 分析と到達度テスト
  • メールの A/B テスト
  • 見込み客の育成
  • 見込み客の自動割り当て
  • 見込み客の評価
  • 見込み客の動向追跡
  • リアルタイムのアラート
  • クローズドループレポート
  • ライフサイクルレポート
  • 検索連動型広告レポート
初期 月額 課金 日本語対応 導入企業数
0円 約12万円~ リード数 × 1,500社以上

Oracle Marketing Cloud-オラクルマーケティングクラウド

Oracle Marketing Cloud-オラクルマーケティングクラウド

https://www.oracle.com/jp/marketingcloud/index.html

以前はEloquaという名前だったのですが、アメリカOracleが買収・自社製品と統合したことにより現在の名前になりました。日本語にも対応していますが、部分的なのでまだまだ「使いやすい」とは言えない状態。とはいえさすがの高機能でBtoBはもちろんBtoCでの採用も増えています。

Oracle Marketing Cloudの主な機能

  • クロスチャンネルマーケティング(Cross-Channel Marketing)
  • コンテンツマーケティング(Content Marketing)
  • ソーシャルマーケティング(Social Marketing)
  • データマネジメントプラットフォーム(Data Management Platform)
初期 月額 課金 日本語対応 導入企業数
要問い合わせ 約22万円〜 要問い合わせ 3000社以上

SPIKEオートメーション-スパイクオートメーション

SPIKEオートメーション

https://spike.cc/automation

あのmetapsが開発したことで知られるEC決済サービスSPIKEからMAツールの提供が開始。

なんとAIがユーザの行動を学習し、自動でクーポン発行などの販促操作をしてくれるという驚きの機能。他のマーケティングオートメーションの要であるスコアリングを必要としない異色ツールで、これまで人工知能の解析に取り組んできたmetapsならではの製品と言えます。

AIの精度は検証できていませんが、無料且つ設置もタグ挿入のみなので、試してみる価値は十分ありそうです。

SPIKEオートメーションの主な機能

  • ユーザの行動解析
  • 販促行動(AIによる自動クーポン発行など)
初期 月額 課金 日本語対応 導入企業数
0円 0円~ PV数 不明

Adobe Marketing Cloud-アドビマーケティングクラウド

Adobe Marketing Cloud-アドビマーケティングクラウド

http://www.adobe.com/jp/marketing-cloud.html

Adobe Marketing CloudはAdobeの強みであるクリエイティブ領域をマーケティングと連携させることができる点が特徴的なツールです。もちろんリードの分析、検索連動型広告の出稿管理から、ソーシャルの連携までマーケティングオートメーションとしての基本機能も備えています。

Adobe Marketing Cloudの主な機能

  • Analytics
  • Audience Manager
  • Campaign
  • Experience Manager
  • Adobe Media Manager
  • Primetime
  • Social
  • Target
初期 月額 課金 日本語対応 導入企業数
要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ × 50社以上

IBM Marketing Cloud-アイビーエムマーケティングクラウド

IBM Marketing Cloud-アイビーエムマーケティングクラウド

https://www.ibm.com/marketplace/cloud/digital-marketing-and-lead-management/jp/ja-jp

旧IBM Silverpop。2014年4月に、IBMがメールマーケティングツールの先駆であったSilverpopを買収する形で誕生しました。IBM Marketing Cloudと名前を変えてもメールマーケティングに強みをもったオートメーションツールとして評価されています。

IBM Marketing Cloudの主な機能

  • e-メール・マーケティング
  • リード管理
  • モバイル・エンゲージメント・ソリューション
  • クロスチャネル分析
初期 月額 課金 日本語対応 導入企業数
要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ 5,000社以上

SHANON MARKETING PLATFORM-シャノンマーケティングプラットフォーム

SHANON MARKETING PLATFORM-シャノンマーケティングプラットフォーム

http://www.shanon.co.jp/

シャノンはツール提供ベンダーとしてだけでなく、企画・開発・導入・サポートというマーケティングオートメーション導入の一連作業すべてを提供するため、「いざ導入したけどうまく活用できていない」などの実践的な現場サポートも受けられます。
また、1つのツールで全てを完結させるプラットフォーム構想のマーケティングオートメーションなので、セミナーで集めた名刺をリード管理に紐づけるなど、オフラインとオンラインをつなぐようなCRM領域までカバーしています。

SHANON MARKETING PLATFORMの主な機能

  • メールマーケティング
  • 広告連携
  • ランディングページとWEBフォーム
  • マルチチャネルキャンペーン管理
  • 顧客管理
  • スコアリング
  • CRM統合
  • ソーシャルツール
初期 月額 課金 日本語対応 導入企業数
10万円 2.5万円 リード数 900社以上

B→Dash-ビーダッシュ

B→Dash-ビーダッシュ

https://mieruka-b-dash.com/

B→Dashもシャノンと同様マーケティングプラットフォーム構想のツールなので、マーケティングにかかわるあらゆる機能が搭載されています。
国内製なのでもちろん日本語のサポートも充実しているので、英語が苦手な方でも使いやすいです。

B→Dashの主な機能

  • 一気通貫分析
  • LTV分析
  • 導線分析
  • A/Bテスト
  • LPO
  • コンテンツマーケティング
  • リードナーチャリング
  • スコアリング
  • RFM分析
  • バスケット分析
  • 顧客プロファイル分析
  • レポート
  • AIによる改善案
  • AIによる機械学習
  • 広告データ連携
  • ビジネスデータ連携
初期 月額 課金 日本語対応 導入企業数
要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ 100社以上

Kairos3-カイロス3

Kairos3-カイロス3

https://www.kairosmarketing.net/

Kairosも日本製マーケティングオートメーションで、国内400万すべての企業をマーケティング・カンパニーにするというコンセプトで展開しています。コストが他のツールに比べて安価なことも特徴ですが、シンプルで使いやすいUIにも定評があるため、初心者マーケッターが試しやすいマーケティングオートメーションです。

Kairos3の主な機能

  • リード管理
  • メール配信
  • フォーム作成
  • リードナーチャリング
  • スコアリング
  • マーケティング分析
  • セグメンテーション
  • ホットリード
  • オフライン
  • シナリオ
  • 独自ドメイン
初期 月額 課金 日本語対応 導入企業数
1万円 5000円~ 保有リード数、月間ページビュー(PV)数、月間送信メール数のうち最も利用料金が高いもの 不明

SATORI-サトリ

SATORI-サトリ

https://satori.marketing/

こちらも日本製のマーケティングオートメーションツール。

通常マーケティングオートメーションは、問合せ後の顧客を育成する考え方が強いですが、SATORIでは問合せに至る前の匿名状態からユーザ管理を行うことができるので、よりリードジェネレーション(顧客育成)に強いツールと言えます。また、サイボウズ者のSFAツールkintoneと連携することができるため、これまでマーケティングオートメーションに関わりのなかった方でも導入しやすいツールといます。

従量課金部分では、他社がリード数やPV数を指標としているのに対し、SATORIでは珍しく保有Cookieを基準としています。

SATORIの主な機能

  • LP/フォーム設置
  • メール配信
  • スコアリング
  • SFA連携
  • シナリオ設定(ステップメール)
  • javasucript(外部システム)連携
初期 月額 課金 日本語対応 導入企業数
10万円 10万円~ Cookie数 不明

まとめ

最後に今回ご紹介した11ツールの総比較表を掲載します。

初期 月額 課金 日本語対応 導入企業数
Marketo 0円 約14万円~ リード数 4,500社以上 国内は500社
Hubspot 0円 約2万円~ リード数 約15,000社
Pardot 0円 約12万円~ リード数 ×  1,500社以上
Oracle Marketing Cloud 要問い合わせ 約22万円〜 要問い合わせ 3000社以上
SPIKEオートメーション 0円 0円~ PV数  不明
Adobe 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ × 50社以上
IBM 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ 約5,000社
SHANON 10万円 約2.5万円~ リード数 約700社
B→Dash 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ 100社以上
Kairos3 1万円 約5000円~ 保有リード数、月間ページビュー(PV)数、月間送信メール数のうち最も利用料金が高いもの 不明
SATORI 10万円 約10万円~ 保有Cookie数 不明

ここまで、機能・価格・日本語対応・導入企業数という4つの指標からマーケティングオートメーションツールを比較してみました。

マーケティングオートメーションツールはコンテンツマーケティングとの連携がリードナーチャリングに効果的な点も注目されていますが、自社に最適なマーケティングオートメーションを選択するには、社内の英語力やリテラシー、サポートしてくれる外部コンサルタントの有無や予算などを加味しながら検討していく必要があります。もし選択に迷うことがあれば、この記事を思い出し、参考にしていただければと思います。