WEB担当者のためのスキルアップノート何でもできる？何かに特化？から見る制作会社の選び方。
ホームページ制作を依頼するとき、色々な制作会社のホームページを見ると、「何でもできます！」といった制作会社や「SEOに強い！」など、色々なうたい文句の会社があって、結局どこに頼むのが一番よいか悩んでしまいますよね。
以前にもこのブログで「制作会社の選び方」という記事を書いたことがありますが、
今日は「制作会社ごとに異なる守備範囲」の面からの選び方をご紹介してみようと思います。
ホームページ制作にはどんな分野があるの？
制作会社ごとの守備範囲の話に入る前に、ホームページを作るにはどんな分野・内容の仕事が必要なのか確認しておきましょう。
「デザイン以外にあるの？」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、実は「ホームページ制作」には他にも色々な分野の仕事が含まれています。
例えば以下のように書き出してみると分かりやすいかもしれません。
- 原稿作成
- デザイン制作
- 写真撮影
- 動画撮影・編集
- イラスト制作
- システム開発
- コーディング（デザインをネット上で閲覧できるようにするための作業）
- SEO対策（検索順位をあげるための作業）
- WEBマーケティング（WEBで問い合わせ獲得などをしていくための企画設計）
※少し技術的で分かりにくそうものにはカッコ書きで簡単な説明も入れています。
このリストを見ると分かるように、デザインはホームページを作る仕事の一つでしかないんですね。
ホームページを制作する上でどれも大切な仕事なので殆どの会社が全項目を請け負ってはいますが、
これだけ分野があると、会社によって得意不得意なものが出てくる。というところが今日の記事のお話です。
何でもできます！オールマイティな制作会社
こちらはどんな分野の仕事でも完璧にこなす制作会社の場合。
「うちではちょっと受けれないですね。。」という内容も無く、費用は高額ですがどんなホームページでも高品質で制作することが可能です。
予算が潤沢にある場合は、こちらのパターンの制作会社に発注するのがおすすめかもしれません。
ただ、注意が必要なのは特化したものを打ち出さない制作会社には以下のような困ったパターンもあるということ。
- どの分野も中途半端
- 分野や担当者により品質にムラがある
せっかく高いお金を払うのに、満足いかないホームページになってしまうのは絶対に避けたいところです。
事前に「制作実績」や「お客様の声」などから、信頼できる制作会社かを見極めておくことがおすすめです。
特化した「強み」がある制作会社
こちらは自信のある分野を活かしたホームページ制作を行う制作会社の場合。
自分の欲しいホームページの目的にマッチした分野に特化した制作会社を見つけることができれば、
理想のホームページが制作できるで、「デザインが良ければいい」「WEB集客を考慮してほしい」など、目的がはっきりしている場合はこちらがおすすめです。
もちろん前述のとおり、特化した「強み」がある制作会社も全分野を受注しているところが殆どですが、オールマイティーな制作会社に比べると「うちではちょっと受けれないですね。。」が起きやすいので、事前の問い合わせなどで気になる点は確認しておきましょう。
デザイン事務所セーノの「強み」
少しずるいまとめですが、デザイン事務所セーノは今回紹介した2パターンの「良いとこ取り」を目指して運営しています。
Webマーケティング会社デザイナーからスタートしていますので、
- デザイン制作
- WEBマーケティング
- SEO対策
がメインの「強み」ではあります。
しかし、デザイン事務所セーノは、システム開発や写真・動画撮影、イラスト制作など、自分よりももっと高品質に対応できる人がいる分野は、それぞれの専門分野で活躍するパートナーと連携して制作にあたっています。
少人数チームでありながら、各分野のプロフェッショナル達と連携することで、どんなホームページでも高品質且つ適正価格で制作させてもらえること。それがデザイン事務所セーノの本当の「強み」だと思っています。
まとめ
ここまでに、何でもできる会社、何かに特化した会社で異なる制作会社の特徴と注意点をご紹介してきました。
もちろん制作会社選びには予算や納期といったポイントも合わせて考えていかなくてはいけませんが、
今回の記事が制作会社選びの参考になれば嬉しいです。