ホームページ(ブログ)の更新を止めないコツ

ブログを作っても更新がされない。
少し悲しいですが意外と良くあるのが実情です。

更新できるホームページ(CMS)を作るのは、コストも時間もかかります。
制作者も「このホームページを末永く使って欲しい」という想いで制作するので、
とても寂しい現実なんです。

そこで今回はブログの更新を続けていくコツについてお話していきたいと思います。

まずはじめに、「なぜ更新が止まってしまうのか」

ブログの更新が止まってしまう理由はシンプルで、殆どの場合、以下の3ケースのどれかに当てはまります。

モチベーションが持たない、めんどくさい

一番よく耳にするのは、「モチベーションが持たない」「めんどくさい」という声です。
ホームページ立ち上げ当初は毎日更新していたのに、数ヶ月もすると更新が止まってしまうパターン。

使いづらい

2つ目に多いのがこの理由です。これは制作者の作り方やフォローアップ責任である部分が大きいです。
色々な機能がありすぎて何をすればいいのか分からなくなったり、
管理画面が難しすぎて使うのが怖い。などなど、制作者としてのフォローが行き届かないことが原因になってしまうパターン。

何を更新したら良いかわからない

個人ブログなども経験が無いといった方に多いのがこの理由で、
「更新」と言われてもどんな情報を発信していけばいいのか分からないことで更新が止まってしまうパターン。

ブログの更新が止まっていると「このホームページはもう閉鎖しているのかな…」という印象を与えてしまいます。
個人的なホームページならまだしも、企業やサービスホームページの場合は信頼感や売り上げにも響きかねないので、
更新をつづけるコツをつかんで、ホームページを成長させていきましょう

こんなことが得られます

次にブログを更新することでどんな効果が得られるのかを挙げてみたいと思います。

生きている感じの演出

演出というと語弊がありそうですが、更新をすることで先程の項で触れたような悪い印象を防ぐことができます。
この点については『依頼時に聞かれる「更新はどうされますか?」の意味と具体例』でも詳しくご紹介しているので、ご参照ください。

訪問客が増加する

サービスや会社についてなど、ブログでユーザさんが欲しがっている情報を更新していくことで、ホームページの中に情報が蓄積していきます。そうすれば、ブログ記事を見に来た人がサービスや会社に興味をもってくれたりと、ホームページへの入り口が広がることにつながります。

少し具体的な例を出すと、「帽子メーカーAAA社」というホームページがあるとします。
もし更新性のないホームページなら、ユーザさんがこのホームページにたどり着くには「帽子 メーカー」のようなキーワードで検索し、そこに表示された数多のホームページから「帽子メーカーAAA社」を選びださなければいけません。
一方で、ブログ等で帽子の加工方法などについて紹介していれば、「帽子 加工 依頼」などのキーワードを打ち込んだアパレルブランドの担当者さんに見つけてもらえるかもしれません。

かなり乱暴な例ではありますが、何万とあるホームページの中からこのホームページにたどり着いてくれるのはほんの一握りです。その可能性を少しでも広げるために、地道な情報発信が必要になるんですね。

コツは6つ!

仕事 にしてしまう

一番現実的な解決策です。
あくまで業務の一つとして、更新日を決めることで、定期的な更新が可能になります。
ただし、記事のクオリティは個々のモチベーションに左右されるので、複数人で更新する社員ブログなどの場合は注意が必要です。

まずは自己紹介

ブログで何を更新していけば分からなくなったときは、サービスについての特徴や自社の持つ専門的な情報を公開してみましょう。自分のサービスや特徴についてなら、他の誰よりも詳しいはず。まずは自分達について知ってもらう自己紹介として、更新をスタートしてみてはいかがでしょうか。

テーマを決め、シリーズ更新する

あれもこれもとたくさんのテーマで更新しているブログもありますが、更新作業になれるまでは、テーマを絞ると更新がしやすいかもしれません。一つの記事で完結させるのではなく、数記事に渡って同じテーマで更「続,第2弾」などのようにシリーズ化して更新すれば、1記事あたりの負担も軽くなり

ネタがないならに更新しなくたっていい

ホームページの更新は「ユーザさんにとってためになる情報を発信していくこと」が大切というお話をしてきました。
しかし、ホームページを更新することばかりに集中してしまうと、ついついボヤっとした記事ばかりになってしまいます。
そんなときは思い切って更新をとめ、ユーザさんにとってためになる情報とは何かをじっくり検討してみましょう。
質の低い100記事より、質の高い1記事の方がユーザさんのためになりますよね。
量も忘れてはいけませんが、まずは量より質を意識して更新することが大切です。

語尾など細かく制限しすぎない

記事を書くのに慣れないうちは、記事によって「ですます調」や「である調」が別になってしまうことがあります。
一つの記事の中で語尾を統一することは、読みやすくするための大切な技法なのですが、
記事をまたいでまで意識してしまうと、はじめはストレスばかりが大きくなってしまいます。
慣れてくれば少しずつ「自分にあった文章」がかけるようになり、自然と語尾も統一されてくるはずです。
スタート段階では自分にストレスを与えすぎないように更新してみましょう。

自分でも拡散する

ここ数年、SNS(twitterやFacebook)などが大きく流行した関係で、SNSからブログ・ホームページへの誘導も狙えるようになってきました。自分自身でも積極的に記事を拡散し、それがSNS上で評価されれば、一気にブログやホームページの認知度を広げることも可能です。SNSを通じて自分の記事を評価してくれた人からコメントやメッセージが届くこともあるので、更新をつづけるためのモチベーションづくりにもオススメです。

コメント欄を用意する

大企業やサービスホームページのブログには付いていないことも多いこのコメント欄ですが、
更新のモチベーションを維持するには一番の方法です。
「ためになりました!」などのコメントをもらえると、実際に自分の持っている情報が人の役に立ったことを実感することができ、「○○についてもご存知ですか?」などの質問コメントへ丁寧に対応していけば、自分のホームページへの誘導やファン層作りにもつながっていきます。

まとめ

いかがでしょうか。
これからブログを始める、既にブログの更新で躓いている、そんな方々の更新に少しでも役立てればと思い、今回の記事を公開しました。私自身更新作業は苦手でこのホームページの更新も不定期ですが、今回ご紹介した方法を駆使して、なんとか更新をやめることなく今日まで続けてくることができました。

最後に宣伝になってしまいますが、
デザイン事務所セーノではブログ付きのホームページ制作も行っておりますので、
ご検討中の方はぜひご連絡くださいませ。

皆様からのご連絡、お待ちしております。