ホームページ制作以外にかかる費用

ホームページ制作を依頼される際、おそらく多くの人は見積もりの金額を見て「高い」と思うことでしょう。
最近では、カンタンなホームページであれば専門的な知識がなくても自分で作れるようなソフトやサービスが多く出回っているため、「ホームページ制作は安く簡単にできるはず」といったイメージが広まってしまっているのかもしれません。
しかし、自分の目的に合わせたホームページ制作は全てがオーダーメイドになるため、料金が高くなりがちなのです。
※ もちろんホームページの目的や規模によって比較的安く制作可能な場合もあります。
そこで見落とされがちなのが、「ホームページ制作には制作料金以外にも費用がかかる」ということです。
その費用とは具体的にどんなものがあるのでしょうか。今日はその点についてお話ししていこうと思います。
・ドメイン
・サーバー
・更新費用
■ドメイン
制作料金以外にかかる費用の一つはドメインです。
URLと呼んだ方がイメージしやすい方もいるかもしれません。
このドメインはインターネット上であなたのホームページがどこにあるかを示すもの、つまり住所のような役割を持っています。
ドメインは、「お名前ドットコム」「ムームー」ドメインといった業者から期間契約で”レンタル”することで使用できるようになります。
料金はレンタルするドメインの種類(.com/.jp/.net/.info/etc…)や業者によって異なりますが、数百円から数千円程度が一般的で、これを契約満期に更新費用として払い続ける必要があります。
■サーバー
ドメインと同様、サーバーもホームページを公開するためには必ず必要になります。
ドメインがホームページの住所を表すのだとすれば、サーバはホームページを置く場所、区画(土地)と考えていいかもしれません。
こちらも「さくらのサーバー」「ロリポップサーバー」などの業者からレンタルするのが一般的です。
年契約等の支払いで数千円から数万円程度を更新料として払っていくことになります。
■更新費用
他の二つとは異なり、制作会社に支払う料金となります。
更新費用と一口にいっても各社様々なのが現状ですが、支払は月払いが多いです。
更新内容としては、
・画像の制作~点以内
・文章変更~箇所以内
で1,0000円くらいが良心的といえるラインです。
個人の制作者であれば多少制限を超えても料金内で対応してくれるかもしれません。
注意が必要なのは、更新が無いor少ない月でも支払額は固定であるということです。
この理由は、更新作業というのは一件ずつ見ればそこまでのボリュームではありませんが、都度支払形式だと、見積もりの作業や時間がかかる上に数百円の収入にしかならないため、対応するメリットがないからです。
■まとめ
全体を通してみるとドメインとサーバについては半年~1年に一回程度なので、そこまで気にする必要はないかもしれません。しかし更新費用については出来るだけ依頼しないでも済むように、自分でもホームページの更新が行えるCMS機能を取り入れたホームページをご検討されることをオススメします。