「スマホ版ホームページ」なんてない?

iPhone,Androidを筆頭とするスマートフォンが誕生してから数年がたちました。

今となっては殆どの携帯ユーザがスマートフォンを利用する時代になり、誰でも携帯端末でインターネットが簡単に閲覧できるようになりました。

しかしここにきて、ホームページ制作業者として疑問に思うことが出てきました。

それは「スマホ版ホームページ」という表現。

ホームページはスマートフォンで見れて当たり前の時代

少し理屈っぽいお話になりますが、スマートフォン版ホームページという言葉は「PCで見るホームページのスマホ版ですよ」という意味。

しかし、これだけスマートフォンが普及してくると、○○版というよりもホームページ自体が「PC,スマホで閲覧できて当たり前」という存在に変わり、

改めて「スマホ版」を主張することになんだか違和感を感じます。

もちろん「スマホでの閲覧を考慮しなくていい」というホームページを考慮すると、スマホ版という言葉が必要な意味も分かるのですが、ホームページ制作業者としては「本当にスマホでの閲覧を考慮しなくても大丈夫ですか?」と思う場面もあります。

見えない30%の見込み客を逃していない?

ホームページのターゲットが殆どパソコン上で検索するようなBtoBビジネスなどの業種でヒアリングを行う時に「スマホ版が不要」という場合があります。

しかし心配なのは、これはあくまでも”イメージからの決断”であり、具体的な統計を取っていないことが多いため、見込み客を逃してはいないか?ということ。

突然ですがここで閲覧者を見込み客という言葉に置き換えて説明してみようと思います。

例えばこの「デザイン事務所セーノ」のホームページは、スマートフォンが誕生直後は数件だったスマホでの閲覧が、今では全体の30%程度を占めています。

ビジネスをする上で30%の見込み客、100人中30人を切り捨てるというのは非常に勇気のある決断ですよね。

当事務所でも「スマホで調べてそのまま電話しました」というお問い合わせも日々増えていて、”スマホ対応は当たり前”を実感しています。

スマホはこの数年で一気に普及したため、ビジネスの環境も知らぬ間に大きく変わっています。

今は会社でもスマホやタブレットを業務で活用する会社も少なくありません。

「うちのお客さんはスマホなんて見ないから」と思う業種でも、知らず知らずのうちに見えない30%の見込み客を逃しているかもしれません。

まとめ

ここまでにお話ししてきたように、「ホームページはPC,スマホで閲覧できて当たり前」なものだと考えても良い時期に来ています。

「スマホ版ホームページなんていらない」と思う方も、BtoC/BtoBにとらわれず「今の時代、自分たちのターゲット層はどんな媒体で検索しているのか」をもう一度考え、見えない見込み客を逃していないか見つめなおしてみるのはいかがでしょうか。