[初心者向け]SEOとは何か、噛み砕いて書いてみました。
ホームページを運営していると「思ったキーワードで検索しても自分のホームページが出てこない!」とヤキモキすることもありますよね。
そんな中で自分なりに調べてみたところ「ふむふむ、どうやらSEOってものがあるらしい」とSEOについて学び始める方が多いようです。
ですがこのSEO、効果的な方法が常に変動している上、とにかくその全貌がイメージしにくいため、まったく知識のない方が、見よう見真似で取り組むには少々ハードルが高いかもしれません。
そこで今日はSEOについて学び始めたばかりの方向けに、SEOとはどんなものなのか、噛み砕いてお話してみようと思います。
小手先の技術や方法論ではなく、どんな情報を発信すればよいかを記載しています。
Contents
SEOという言葉の意味
SEOとはGoogleやYahooなどの検索エンジンで、ユーザが何かしらのキーワードで検索を行った際、その検索結果の上位に自分のホームページを表示させるための方法や考え方のこと。
※ここでいう「ユーザ」…世界中でインターネット検索をしている人々
そもそも、どんなホームページが上位に表示されるの?
たとえばユーザが「お歳暮 マナー」というキーワードで検索したとき、検索エンジンはどんなページ(ホームページ)を上位に表示しようとするでしょうか。
答えは簡単で、【「お歳暮のマナー」について困っている人の役に立つホームページ】です。
たとえば、上記の場合だと「お歳暮のマナーを紹介したホームページ」の中で、よりユーザの役に立つホームページ(の中の最適なページ)が上位に表示されます。
どんなホームページが有利なの?
検索エンジンは専門性の高いホームページを優先的に上位表示します。
例えば「リンゴ」について調べた時、「八百屋さんのホームページ」よりも「リンゴのホームページ」の方がリンゴについてより質の高い情報が得られそうですよね。
もちろん専門性が高いということはそれだけしっかりした情報をホームページ内に記載している必要がありますが、ホームページのメインテーマと近いキーワードほど、上位表示するのは楽になります。
反対に、「八百屋さんのホームページ」で「マグロ」というキーワードで上位表示するようなことは難しいです。
“より役に立つホームページ”って?
同じような情報を扱うホームページは世界中にたくさんあります。その中で自分のホームページを上位に表示するためには、その中でもより”役に立つ”ホームページとして検索エンジンに認めてもらわなくてはいけません。ものすごく簡単に言えば、以下のようなことで判断されます。
- ホームページの中でキーワードの答えになる情報が記載されているページがあるか。
- ホームページ全体でそのキーワードに関連した情報をたくさん記載しているか。
- オリジナリティ(他にはない良さ)があるか
一つ目はどれだけの情報が、どれだけわかりやすく書かれているかがポイントです。数行で終わってしまうページより、画像や参照も交えて解説した方が充実していますよね。
例えば独自調査による結果や、他社サイトにはない、ユーザからのレビューがある。などなどオリジナリティのあるコンテンツなら、より一層ユーザにとって役立つ情報が発信できそうです。
検索エンジンは常に世界中のホームページを見て回っているので、日々の更新で上記のようなホームページを育てていければ、自分の検索してほしいキーワードで上位に表示できるようになります。
シンプルなキーワードで上位に表示する方が難しい。
先ほど「お歳暮 マナー」で検索された時は「お歳暮のマナーついて記載されたホームページ」の中での競争でした。ですがもし、キーワードが「お歳暮」だけで検索された場合、「お歳暮という文化について記載されたホームページ」「お歳暮通販サイト」「お歳暮のマナーを紹介したホームページ」などの中でより役に立つホームページが上位に表示されます。
先ほどよりもライバルが増えてしまいました。シンプルなキーワードだからこそ、関連する情報を掲載したライバルサイトも増え、上位に表示する難易度は高くなっていきます。
※自分の固有名詞(ホームページのタイトル)は比較的すぐに上位に表示できます。
公開してしばらくの間はたくさんの「上位表示したいメインキーワード+派生キーワード」で検索されることを目指しましょう。
※例えば「お歳暮 マナー 両親」「お歳暮 マナー 時期」など2-3単語で検索された際の上位表示を目指す等。
でも、時間をかけて丁寧に更新すれば大丈夫!
ここまでの内容で、ホームページで狙ったキーワードで検索してもらうことが途方もなく難しく感じてしまったかもしれません。ですが、地道な更新を続けていくことで、結果は必ずついてきます。「 “より役に立つ”ホームページ”って?」の項目を思い出しましょう。
- ホームページの中でキーワードの答えになる情報が記載されているページがあるか。
- ホームページ全体でそのキーワードに関連した情報をたくさん記載しているか。
- オリジナリティ(他にはない良さ)があるか
という内容で検索エンジンは上位に表示するホームページを判断するのでした。
つまり「上位表示したいメインキーワード+派生キーワード」で検索したユーザの役に立ちそうなそうなページを自分のホームページに増やしていけば、ホームページ全体の評価があがるので、次第にシンプルなキーワードでも上位表示が狙えるようになっていくでしょう。
まとめ
最後に少しだけ小手先のようなことも書いてしまいましたが、大切なのは「ユーザの役に立つホームページ」を育てていけば必ず結果はでるということ。
今日はそんな「役に立つ」の中身をご紹介してきました。自分のホームページにどんな情報を掲載していけばユーザの役に立つか、少しだけ見つめなおすきっかけになれば嬉しいです。