制作会社的な働き方を心がけていたら、副業からフリーwebデザイナーになれました。

2016年1月18日 18:55 

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初めての方は初めまして。
そうでない方はいつもありがとうございます。

私ごとですが、社員時代の副業4年を経ての独立から、最近1年が経ちました。
この記事では、副業時代の取組みなどを振り返りながら、独立に至るまでの経緯を書いています。

こんな人に読んでほしい

「いつか独立したいと思っているけど、具体的な準備や方法が分からない」といった、実務経験を数年終え、独立を考え始めた方の参考になればいいな、と思っています。

ただし僕の場合、フリーランスとしてはちょっと変わった働き方かもしれないので、そこは注意してご覧ください。


自己紹介

・総合大学の芸術学部出身(情報デザイン専攻)
・webマーケティング会社にデザイナーとして勤務
・web技術は社会人で勉強
・独立時コネなし
・社員時代に副業で4年。独立して1年。(2016年1月現在)

僕はとある総合大学の芸術学部出身で、学生時代はグラフィックデザインを中心に学んでいました。美大や専門学校ではないものの、一応技術系の学部だったので、社会人一年目からadobeなどの制作ツールぐらいは使いこなせていたと思います。


まず結論。フリーだけど、制作会社的に働いています。

フリーランスのwebデザイナーが安定的に食べていく方法は、コネを活かしたり代理店から仕事をもらっていくことだと思います。

しかし今の僕の働き方はというと、受注の7割が検索エンジン経由、2割が過去に依頼いただいたクライアントさんからの再発注、残りの1割がいわゆるコネ経由のお仕事といった感じ。
お世辞にもコネが多いとは言えず、交友関係の少なさが少し恥ずかしい気すらします。。

受注範囲は「依頼の中で自分の専門分野だけ受ける」というより、クライアントさんの助けになるようなことであれば、カメラマンさんやイラストレーターさんの手配から動画制作まで、なんでも対応しています。

これはフリーランスというより、制作会社的な働き方と言えるかもしれません。


とりあえず始めてみた

いよいよ本題、僕のフリーランスとしての第一歩は「自分のHPが欲しい」という、まあ良くある、ちょっとした自主制作的な気分で始めたものでした。

「やってやるぞ」「独立の前準備」みたいな覚悟とか、そうゆう熱いものを持ってたわけではなかったんですね。

とはいえ、そもそもグラフィックデザインしかやっていなかった僕が、初めて自分のホームページを持った時、なんだかそれだけで自分がステップアップしたような気分になったようで嬉しかったです。

(正確には初めてじゃないんですが、学生時代に作ったものばかりでクオリティが。。笑)


そこからは作って潰す、の毎日

「ホームページは作って育てる。」
web制作に携わっている人にとっては常識ですが、当時の僕にその発想は無く、いわゆるカッコイイ系から制作事務所的なものまで、色んなタイプのホームページを作っては潰して、を繰り返していました。

勉強や練習というより、その時々で興味が湧いたデザインテイストや技術で作り直して遊んでいただけと言っていいかもしれません。

でもそれがあったからこそ、webデザインをする上での自分の引き出しが増えたように思います。


個人より、企業的なHPを目指した

独立へ向けたホームページ制作を本気で始めたこの頃。
自分のホームページのリニューアルを繰り返す中で、色々なweb制作会社のホームページを見ていました。

フリーランスの方や制作会社のホームページなどですね。

そんな中で感じたのは「企業的なホームページの方が信頼感が高い」ということ。

もちろん個人的な感覚ですが、フリーランスの方に多かったのはカッコよさ追求系かブログサイトが多く、企業サイトにはユーザーの整理された情報が効果的に掲載されていました。

今考えれば、フリーランスの受注経路は代理店経由が多く、制作会社は直にユーザーさんから受注する。
そういったターゲット層の違いが背景にあるんだと思いますが、結果的にこの選択が、冒頭で話した僕の今の働き方につながっています。


モニター&声あつめ

ホームページもある程度形になってきたけど、何か押しが弱い。
駆け出しにはありがちな、実績と声不足ってやつです。

そこで友達や知り合いに頼んで、無料でホームページを作らせてもらいました。5-6サイトと、そこまで数は多くなかったものの、やはり最初の基盤作りとしては非常に助けられました。
今では数も増え、声や実績を見て問い合わせてくれる方もいるので、大切な基盤を作らせてもらったんだなと実感しています。


やっぱりseoて大事

前述した通り、僕が当時勤めていた企業はwebマーケティング、ひいてはseo対策を社内で行っていたので、一通りのノウハウを勉強することができました。
そのため、自分のホームページでも、駆け出しにしては比較的アクセスを集めることが出来ていたと思います。

ただ、その会社で行っていたのはブラックハットSEO中心だったので、ペナルティの恐怖や不安定さを目にする毎日でもありました。

いつしか反面教師的に、自分のサイトは完全ホワイトハットを目指すようになり。
残念ながら社内にホワイトハットの知識や実績が少なかったので、色々調べたことを自分のホームページで実践しながら、経験を積みました。
少し時間はかかりましたが、おかげでフリーランスとしては非常にありがたい順位に表示されるようになりました。



そんな中、初めての依頼が入る

企業的なホームページを作り、SEOの効果も出始めたころ、初めて依頼が入りました。
本腰入れたホームページ完成からちょうど一年たったころだったと思います。

全く知らない人からのコンタクト。
ホームページでずっと窓口を設けていたくせに、本当の問い合わせが入るとは思っていなかった僕は、それはもう、うろたえました。笑

このご依頼では初めて故の失敗も多く、クライアントさんにご迷惑をおかけしてしまったこともありましたが、制作の進め方や説明の単語選びに至るまで、普段の社員デザイナーでは得られないたくさんのことを勉強させてもらいました。


サービス重視、コミュニケーションコスト高

僕のフリーランスとしてのスタートは副業だったので、正直料金的にはかなり安いラインだったと思います。

反面、サービスやフォローアップは会社で有給を消化してでも徹底。自分からコミュニケーションコストをどんどん高めていきました。

これは特に理由があってということもなく、単純に「自分が連絡、サポートなどの対応が悪いサービスが苦手」ということがあり、そうはなりたくなかったから。

たまにコミュニケーションコストでパンクしそう。。なんてこともあるけど、今でもこの想いは変わっていません。


制作会社的に働くということ

ここまでに何度か、「制作会社的な働き方」に触れてきました。
フリーランスでありながら会社的な受注スタイルを維持するために、もちろんそれなりの苦労もしています。

現場兼ディレクター兼営業兼経営者みたいなものである上、コミュニケーションコスト高めな制作フローなので、ひとつひとつの案件で考えなくてはいけないことが下請け受注よりも非常に多いです。

もちろん複数の案件を同時に進めることが殆どなので、考える時間の捻出には割と苦労しています。笑


単純に「webデザインで生計を立てていく。」ということにフォーカスするなら、コミュニケーションコストを下げて効率化を追究していった方がいいような気もしますが、

直接クライアントさんと話ができ、それがそのまま制作に反映できるというのは、とても楽しいです。
手間はかかるけど「自分の仕事によって、人脈が増えていく」というのはやっぱり充実感もあって、僕には合った働き方だと思っています。


そして、独立。1年が経過しました。

ありきたりですが、早いような長いような。
この1年での変化といえば、副業時代には中々対応できなかった定期契約のお仕事などをいただく機会が増えたことでしょうか。

また、副業時代のクライアントさんからの再発注や、紙からweb、そして動画と、続けて発注してくれるクライアントさんなど、たくさんの方に支えられた1年でもあります。

副業の4年がある分、1年目としてはありがたい環境で過ごす事ができました。
本当に、ありがたいです。


今後について

web技術の進歩も早く、自分自身が勉強すべきこともまだまだたくさん。
1人の力でどこまでいけるのか、このスタイルで行けるところまで行きたいと考えています。

それではこの記事が誰かの参考になることを祈って、この辺で終わりにしたいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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